清荒神清澄寺 涅槃図御開帳(宝塚市)

お出掛けスポット
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阪急宝塚線清荒神駅を下車。参道を15分ほど登った所に清荒神清澄寺があります。
火の神様、台所の神様として関西ではとても親しまれています。

清荒神清澄寺山門

広大な敷地には立派な本堂や拝殿の他にもお堂、お社、資料館、美術館などが配置されています。

清荒神清澄寺につきましては詳細なホームページがありますので、詳しくお知りになりたい方はそちらをご覧ください。

涅槃会・涅槃図の御開帳(3月13日~3月15日)

今回は涅槃図が御開帳されていると知り、是非とも拝観したいと思い足を運びました。
これが涅槃図です。

涅槃図

お釈迦様が沙羅双樹の下で入滅される時、その周りで弟子をはじめ、菩薩・天竜・動物等が泣き悲しむ様子を描いた図なのだそうです。
大きく、色鮮やかで、お釈迦様のお姿は神々しく、最初は思わず見入ってしまいました。

涅槃図御開帳

涅槃図の横には詳しい図の解説が設置されています。
これを読むと絵の中の人物とお釈迦様との関係性や、その時代の思想のようなものが想像できて、拝観して良かったなぁと思いました。

この日は平日の午前中ということもあり、拝観者も少なくゆっくりと見ることができました。

涅槃会の霰餅

拝観料は無料。帰り際には涅槃会のお供え物のお下がり、涅槃会の霰餅を頂きました。

毎年3月13~15日に涅槃図の御開帳をされているとのこと。
3月15日には涅槃会の法要が執り行われており、こちらは一般参加もできるようで、法要後は小法話、参詣人にお供え物の授与があるそうです。
講堂の中で行われるようですので、参加者の人数制限があるかもしれませんね。
今年は15日に都合がつかなかったので涅槃会に参加できませんでしたが、一度は参加してみたいと思っています。

御朱印 大日如来・清荒神王・布袋尊

御朱印も頂いてきました。

清荒神清澄寺御朱印

右から、ご本尊「大日如来」、守護神「清荒神王」、荒神様のご眷属「布袋尊」の御朱印です。

本堂に向かって左手に受付があり、そこで目の前でさらさらと書いていただきました。
男性の職員さんの見事な筆使いに見惚れていて、後になって写真を撮らせていただけば良かったと少し残念でした。

終わりに

売店 絵ろうそく

清荒神へはこれまでに何度も訪れたことがあるのですが、いつも参拝と古いお札をお返しするだけで、宝物の御開帳を拝観するのはこれが初めてでした。
普段目にすることができない貴重な宝物を見るということは、心の栄養になったように思います。

御朱印を頂いた後、売店を覗き、美しい絵ろうそく等を見てから帰路につきました。

これから春の行楽シーズンが訪れます。
清荒神では4月6日に春の茶会(野点席)。4月27・28日には春季三宝荒神大祭
5月8日には仏生(花まつり)が予定されています。
興味のある方は清荒神清澄寺ホームページで詳細ご確認下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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