
桜餅だけじゃない!桜スイーツを集めてみました。

桜の開花を今か今かと待ち望む今日この頃ですが、気温の上り下がりと共に開花予定も右往左往。
そこで、お口の中だけでも一足先に桜を楽しもうと、最寄りの駅前の百貨店やショッピングセンターにて桜スイーツを集めてきました。
結構たくさん、色々な桜スイーツが売られていたのですが、全部はとても買いきれないので、一部ご紹介いたします。
虎屋ういろ 桜餅ういろ

まずは虎屋ういろの桜餅ういろ。
桜色のもち米が桜葉ういろとこしあんういろで挟まれています。口に含むと桜の風味が口の中に広がり、桜葉の塩気とこしあんの甘さが絶妙なバランスで、美味しい!桜餅ういろは3/4~4/30の限定販売です。
虎屋ういろは創業100年を越える老舗で、種類が豊富なういろはもちろんですが、虎虎焼(ことらやき)というベビーカステラもとても美味しいのでお奨めです。
通販もされていますよ。
叶匠寿庵 花遊山(はなゆさん)

「春麗らかに、おくる桜の香。桜葉香る道明寺に、ほんのり甘いこし餡を。春の陽気に誘われて、そんな心浮き立つ景色をあらわしました。」(↑叶匠寿庵ホームページより抜粋)
叶匠寿庵らしい繊細で上品なお菓子です。
第一印象は「桜餅を寒天寄せにしたみたい」でしたが、桜餅よりも柔らかく、口に入れると溶けてしまうような感じでした。
神戸風月堂 さくら風味プティゴーフル 神戸ブッセさくら風味

プティゴーフルさくら風味の袋を開けた瞬間、桜の香りがふわっと漂います。薄焼きのサックリとした生地にさくら風味の少し甘めのクリームがやさしい春を感じさせます。
神戸ブッセさくら風味はふわっと軽くて柔らかい生地に、桜色のクリームがサンドされています。食べてみると、クリームの中にリンゴの果肉が入っていました。さくら風味とリンゴの果肉の相性が良く、とても美味しく頂きました。
神戸風月堂も創業120年を越える老舗洋菓子店。子供のころから慣れ親しんだ味なので、頂くとなんだかホッとします。
一六本舗 一六タルトさくら

四国銘菓として有名な一六本舗の一六タルトさくら。桜葉があんに練りこまれていて、桜色のスポンジで巻かれた、見た目にも春らしい装いのお菓子です。桜の風味も強すぎず、嫌味がないので、桜餅の味が苦手という方でも無理なく召し上がれるのではいでしょうか。
大阪で物産展に出店されている時に、季節限定で色々なタルトを出されていて、イチゴの一六タルトを頂いた記憶があります。もちろん美味しかったですよ!
文明堂 さくらまんじゅう

文明堂と言うとやはりカステラですが、今日はさくらまんじゅうを。
桜の焼き印が豪華な感じに見えますね。白あんに桜花と桜葉を加えた桜あんのお饅頭です。割ってみるとあんの中に細かく刻まれた桜の葉を見ることができます。一口食べると上品な桜の味と香りが口の中に広がります。本当に上品に。お抹茶が欲しくなるような感じです。
既に通販での販売は終了しているようです。私は百貨店の銘店コーナーで見つけました。
無印良品 桜スイーツがたくさん!
無印良品では毎春人気の桜スイーツ、2025年春の新商品の桜スイーツと大変たくさんの桜スイーツが用意されていました。その中から6点ご紹介します。

桜のクッキー
桜の葉のパウダーが生地に練りこまれている、直径約3cmの一口サイズのクッキーです。
サクサクした食感の軽い感じのクッキーです。
桜の香りはあまり感じられませんでしたが、食べ進めるうちに桜葉の風味が口の中に広がり、桜を感じることができました。桜スイーツが苦手な人もこれなら大丈夫かもしれませんね。
ちょっぴり塩気があり、甘すぎない食べやすいクッキーです。

桜とあんこのドームバウム
今年の春の新商品、季節限定品です。
桜の花のペーストを生地に練り込んだドーム形のバウム。
北海道産小豆のあんが包まれています。
写真で見ると「あんこ少な!」と思うかもしれませんが、食べてみるとなかなか絶妙なバランスで美味しいです。
しっとりとしたバウムを一口食べると、桜の香りと、本当に微かにですがお酒の香りがしました。
季節限定品ということですが、来年も販売して欲しいです。

不揃い 桜バウム
毎春人気の季節限定不揃い桜バウムです。桜ペーストや桜葉粉末が使用されているそうです。
しっとりとした食感とほのかな桜の香り。こちらも香りが強すぎないので、桜味系はちょっと…という方にもおすすめです。
「焼きムラや変形など、おいしさに関係なくはじかれていたもの」と包装に書かれているのですが、どこがそうなのか全然わかりません。とにかく美味しいのでOKです!

桜のチーズケーキ
今年の春の新商品、季節限定品です。
桜の花の塩漬けが愛らしい一品です。
私にはチーズ感はあまり感じられなかったのですが、生地に練り込まれた桜葉はなかなかの存在感があり、一口目で口の中に桜餅の葉っぱを食べた時のような風味が広がりました。桜の花の塩漬けもいいアクセントになっていて美味しかったです。
結構強く桜を感じましたので、桜系スイーツが苦手な人にはちょっと厳しいかもしれません。

不揃い 桜スコーン
毎春人気の不揃い桜のスコーン。
見た目はスコーンなので少し固めなのかな?と思っていたのですが、実際食べてみると予想よりふわっとした感じでした。表面のアイシングも薄すぎず厚すぎず、ほんのりとした甘さを演出し、真ん中の桜のつぼみの塩漬けとのバランスがとてもいいと思いました。生地には細かい桜葉がけっこう見て取れます。
強すぎない桜の香りもいいですね。口の中の水分は持っていかれますので、ドリンクを用意して召し上がるのが良いかと思います。

おうちで味わうカフェメニュー 桜ラテ
最後はドリンクの桜ラテをご紹介します。
写真ではわかりにくのですが、ほんのりピンク色のお飲み物です。今回はホットでいただきました。
ティースプーン3杯半に140mlのお湯を注ぎながらよくかき混ぜて出来上がり。香りはそれほど立ちませんでした。お味の方はしっかり桜を感じられ、あっさりとした甘さで飲みやすかったです。
牛乳を使用しても美味しいと書いてありました。お湯だとやはり水っぽく感じるので次は牛乳で作ってみようと思います。
無印良品では桜餅風味のアイスクリームや桜のクリーム大福、桜のクランチチョコ等々まだ他にも桜スイーツがあります。どれを選ぶか、本当に目移りして悩みました。
終わりに

今回桜スイーツを求めて百貨店やショッピングセンターをうろうろしたのですが、思っていた以上にたくさんの商品があって驚きました。日本人って本当に桜が好きなんだなぁと改めて感じました。
四季のある日本だからこそ、その季節の風風物詩を大切にして愛でているのかもしれませんね。最後までお読みいただきありがとうございました。